星座占いは好きですか?
占いの結果は信じますか?
星座占いとは、星占いともいい、西洋占星術を簡略化した占いの一種です。
そんな星占いが「サイトや人によってなぜ違うのかなぁ」と思ったことはありませんか?
結果が適当で信憑性や根拠が薄いと感じている人も多いはず。
雑誌やテレビで流れる12星座占いが私たちに馴染みの深い占い。
毎日流れる星座占いの結果が気になったりしますよね。
そんな星占いが、サイトや占う人によって結果が違うはなぜでしょうか。
その結果は適当なのか。
信憑性や根拠についても調査してみました!
Contents
星座占いがサイトや人によって違うのはなぜ?
出典元:sulekha
星座占いとは、12の星座をホロスコープと呼ばれる平面図に12の星座を記したチャートで運勢を判断する占術。
生まれた日に太陽がどこに位置していたかで判断し、その人の性格や運命を占います。
いろいろな雑誌やメディアに取り上げられる星座占いですが、一つの楽しみで見ている方も多いのではないでしょうか。
今月の自分の運勢はどうかな、どのように過ごせば運勢が良くなるのか気になるところですよね。
今日の運勢に対して、いろいろな対処法も紹介されている占い。
しかし、星座占いの結果がサイトや人によって違うことも事実です。
なぜ結果がサイトや人によって違いが出るのでしょうか。
サイトや人によって違う理由を紹介!
星座✕血液型の占い2種、割と同じ感じような結果?…あ、でも1位が25位だったりするなぁ。星座占い・血液型占いそれぞれ単品でも占い師(?)によって結果違うからこんなもんかぁ😃 pic.twitter.com/dU8zJ7EVGu
— ぼた (@botamochi5753) January 9, 2020
その年の全体運の結果。
その星座が1位との占いもあれば、が25位までランクダウン。
もう一方は1位の星座が、別の占いでは29位。
占い師によってこんなに違いが出るみたいです。
これほどまでに違う結果が出るということは、何か理由があるのでしょうか。
12星座占いというは、エンターテイメント目的のコンテンツとして、様々な人に分かりやすく、簡略化された占いです。
では、12星座占いとは本来はどのような占いなのでしょうか。
12星座占いはそれぞれの人の太陽星座だけを使って占います。
しかし、本来西洋占星術では太陽星座だけではなく、その他10天体を使う占星術。
つまり、皆さんが普段目にする星占いの結果は、その一部でしかないということです。
占星術は基本的な法則による運勢判断はあっても、絶対的な法則はありません。
占い師さんの判断基準によって、ある占い師は悪いととるけれど、ある占い師はそれほどでもないと判断する場合もあります。
星は変わることはないので、占う側の見解の違いが結果の違いになっているということになります!
星座占いで何が占えるの?
出典元:GIRLY DROP
西洋占星術ではこの10天体の星座だけでなく、部屋(ハウス)や角度(アスペクト)、さらにもっともっと多くの技術を使ってその人の性格や運勢を読み解くのです。
非常に複雑で、何十年勉強しても、さらに新たな発見があるような非常に奥深い学問。
では、星座占いでは何が占えるのでしょうか。
西洋占星術では主に生まれ持った性格と、人生でいつ何が起きそうかといったことを読み解くことができます。
生まれ持った性格については、その人のチャートを使い、性格や才能、恋愛運、金運など、さまざまな種類の運勢を占うことができるのも占いの魅力ですね。
実際のホロスコープでは10個の天体の星座やハウス、天体同士の角度などから、性格、恋愛の傾向がみえます。
さらに結婚運、適性、金運、病気、事故運、相性などかなり詳しいことまでみえてきます。
たくさんの要素を備えた星占いですが、その結果が適当に感じることもよくある話。
そんな星占いの結果について、信憑性や根拠はどこにあるのでしょうか。
星座占いの結果が適当で信憑性や根拠はない?
出典元:PhotoAC
星座占いの結果、同じ星座だと同じ人生になるのか?
双子だと同じ運命?
占いには古い歴史があり、かつては予言に使われていたそう。
西洋占星術の起源は今から4000年以上前の紀元前3000~2000年ころのメソポタミア文明のバビロニア地方が起源と考えられている。
当時は天体の星と神を結び付けて、星の位置や動きなどから神の意思を読み取ろうと、占星術が発展していったとされています。
その後様々な発展を遂げ、世界各地に広まり各地の文化と結び付きながら、現在は占いの一種として受け継がれている。
しかし占いは科学的に証明が難しく、ビジネスとして扱われることも多く、信憑性や根拠に乏しいと感じるのも事実です。
星座占いの信憑性や根拠についても調査してみました!
信憑性や根拠について調査してみた!
LINE星占い、結果に矛盾生じてない?適当やろ pic.twitter.com/KmRAjbICHg
— トッポ (@Amazing_toppo) September 4, 2017
この星占いでは全体運では感情が激しくなりがちに、と書かれ仕事運では気持ちが穏やかになるという結果。
このような結果だと、感情はいったいどうなっちゃうの?
かなり荒れた日になりそうですよね。
ここまでくると、信憑性も根拠も全く感じられません。
このような星占いが存在するのも事実。
だから余計に信憑性や根拠も薄くなり、星占いは当たらないという結果になるのでしょう。
テレビや雑誌で紹介される「今日の運勢」「今月の運勢」で1位になると嬉しくなります。
しかし「当たる」とは別の問題。
たまに当たっている気がするから毎回見てしまう、そう思う人も実際に多いと思います。
当たるという占いの結果が出るのはなぜでしょうか。
多くの場合は行動の結果が偶然一致した、または似たような現象が起こり当たったと思い込んでいる可能性が高い。
そのような効果を「バーナム効果」と呼ばれています。
バーナム効果は心理学の現象で、誰にでも該当する曖昧で一般的な性格を表す結果を自分の診断としてとらえてしまうもの。
違う星座を間違って見てしまっても、案外当たっているのかもしれないですね。
星座占いの共通点は「適当」だった!
ヤフーの星座占いアドバイスが適当すぎてつい毎日チェックしてしまっている pic.twitter.com/ClFq53kO6l
— なるころ (@nalcorock) May 11, 2016
「開運のおまじない」が、おなかの中のストレスのかたまりをイメージしてぬるめのシャワーでとかす?
こうなると…どう解釈していいのやら。
どんな占いでこの結果に導かれたのか、占い師に聞いてみたいですね。
星座占いは占う人によって大きく結果が違う。
そして12の星座を占う太陽星座は、生まれた時の太陽の位置で占っている。
例えば、同じ牡羊座でも後半に産まれた牡羊座は、おうし座に近い性質があるらしい。
そう言われると、やはりどの星座でも当てはまるバーナム効果が最大限に発揮された結果ではないでしょうか。
本来西洋占星術では太陽星座だけではなく、その他10天体を使う占星術。
人の運命に関係しているのは太陽星座だけではなく、周りの惑星、そして月の動きも関係しているんだとか。
しかもそれぞれの惑星の角度や動きでも結果が違ってくるのだそうです。
しっかりとホロスコープを使って占ってもらいましょう、と誘導する占い師も存在しています。
毎日の星座占いを信じて、生活している人も案外多いのではないでしょうか。
星占いの結果を信じている人の心理にも共通点があるのか少し調べてみました。
- 自分の恋愛に対する理想が高い
- メンタルが弱く不安定
- 占いに頼る事で簡単に自分の目標に近づくことができると思っている
意思が弱く決断力や実行力に乏しい。
判断に迷ったり、他人に決めてもらう、周囲に流されやすい人が特徴みたいです。
占いに頼らなくても決断できるメンタルを持つことが大切ですね。
まとめ
出典元:GIRLY DROP
星座占いについて様々な方向から調査してみました。
星占いは古い歴史があり、形を変えながら発展を遂げ、世界各地に広まり各地の文化と結び付きながら、受け継がれてきた。
その占いが、今ではビジネスとしても扱われています。
しかし、サイトや占い師によって結果が違うのはなぜか。
一方で適当な結果だったり、信憑性や根拠が無かったりするのも事実です。
誰にでも当てはまることを、結果として導いているかのような心理的効果もある。
占う人のとらえ方が違うからだ、という意見も。
太陽星座のみの占いだから、星の動きや惑星の動きに着目し、星の配置などを読み取るともっと深く占える、とサイトで言う占い師もいる。
適当だ、信憑性がない、根拠がない、様々な意見がありました。
そんなことを知っていても、なぜか気になる星占い。
人は小さな決断や大きな決断を行って、日々生きています。
占いで決断するのではなく、自分の意思で決断していきたいですね。
星座占いはエンターテイメントの一つ。
占いを信じることではなく、楽しむものとして上手に取り入れていきましょ。